減点主義と低い目標
こんにちは、キャリア・人事組織コンサルタントのトニコバです
近所の高校の野球部が甲子園出場を目標に毎日練習に励む
そんな風に目標を高く設定してそれをめざして精一杯頑張る姿は清々しいですね
でも万年一回戦敗退チームであったら
「甲子園を目指せ」と言う目標よりも「一回戦突破!」と言うのが相応しいのかな
ビジネスの現場ではどうでしょうか?
多くの企業で「チャレンジする気概が薄れている」みたいな話を聞きます
企業で働く人はたいがい気持ちの中で他人と比較します
その時他人が〇で自分が×だということは絶対避けたいという心理が働きます
するとどうしても安全で確実な目標設定をして
自分に×が付くのを防ぐという行動に出がちです
目標を低くするんですね
つまり甲子園出れる実力があっても「一回戦突破!」と言うわけです
そういう空気って上層部から下へ降りてくるものだと思います
みながみな実力を少し超えたところに目標を置かずお茶を濁しているうちに
その企業は成長しない個人の集団に成り下がり
いつしか沈没していくことになりかねません
心当たりありませんか?