ポジティブなフィードバック
こんにちは、キャリア・人事組織コンサルタントのトニコバです
人事評価はするほうもされるほうも難しいというか
受け止め方が様々ですね
良い評価を下す際は
申し渡すほうも受け止める側もハッピーですが
そうでない場合
受け止める側が理由も理解できて納得される時は良いのですが
「はぁ~?」「なんなだよぉ~!」というネガティブな受け止め方を相手にされることがありますよね
言うほうも気が重いいし
ストレートに物言いができずに奥歯にものが挟まったような言い方で
受け止め側の感情を余計逆撫でしたり・・・
部下を持った方ならそんな経験はあるのではないでしょうか
欧米とは違い日本の企業文化ではミドルマネジャーがまだまだ仕事の評価を本人に言い渡すことにこなれていないように思えます
そこは
企業としてバックアップする必要があるとずっと思ってました
例えば、期末の評価など自分に付けられた点数に納得しないという場合
その理由を含めて「自分の評価に納得できない」というメッセージを上席に挙げられる仕組みがあれば良いなと思うんです
その際に大事なことはきちんとそれに対するフィードバックを返してあげることだと思います
結果、評価が変わらなくても自身の不満を聴いてもらいそのフィードバックがあれば前向きに買われるのではないでしょうか!(^^)!
昔と今と
こんにちは、キャリア・人事組織コンサルタントのトニコバです
昔は、と言っても30年ほど前では「我慢して」「がむしゃらに」働き続ければ幸せになれるということが言われていたように思えます
私もその一人だったかもしれません
家庭を顧みず
周りからの理不尽な仕打ちにも耐え
長時間残業も厭わず
歯を食いしばって・・・
同時代でそういう価値観を共有できている方は多いのではないでしょうか
翻って現代はその価値観がどう変化しているのでしょうか
鉱脈を掘り当てるまでひたすら同じ穴を掘り続けるというのが過去の価値観なら
ある程度で見切りをつけ違う穴を掘るか
鉱脈ではなく水脈を見つけに行くか
などという柔軟な生き様がより幸せな生き方と感じている
そういう若い世代が確実に増えてると思います
一つの会社で上昇していくことが絶対的価値と考えないということは
悪いことではないと思います
しかし、私はそんな時代であっても
一つの場所でとことん頑張る時期が人生の中であっても良いのではないかと思っています
もしも、理不尽な事態に陥ったら?
仕事が苦しくて仕方のない時は?
昔と違って私たちキャリアコンサルタントがついています
(ちょっと宣伝ぽくてスミマセン)
成果主義と自分と
こんにちは、キャリア・人事組織コンサルタントのトニコバです
いつごろからでしょうか、日本の各企業がそれまでの年功序列や終身雇用の志向から
成果主義に重きを置いた人事制度に舵を切り出したのは・・・
私が大学出て会社に入ったころはまだ年功序列の残り香があったような気がします
欧米をはじめ先進国諸国はほとんどが成果主義に基づいた評価・報酬・昇進になっているのでしょうが
日本の企業でうまく機能しているかと言うとどうなのでしょう?
自分がやりたいこと、やれることをやって成果を問われるのならば良いのですが
例えば、やりたくない仕事、なぜやらねばいけないのかわからない仕事、自身の能力を超えた仕事・・・ってどうでしょうか?
なかなかパフォーマンスが上がらないですよね😱
でも、そんなとき
「成果が出ないから、お前はダメだ」と言われて納得がいくものでしょうか?
成果主義は各個人の能力、適性、意欲、志向などを十分に考えて運用しなければ
一部を除く多くの社員のモチベーションを下げていくだけのような気がします
はたしてどれだけの日本の企業が成果主義に基づいて適切な人事評価ができているのか?私は課題が大きいと思います
社員に元気になってもらう目的
こんにちは、キャリア・人事組織コンサルタントのトニコバです
「社員が元気になるプロジェクト」みたいな活動(名称はいろいろだと思いますが)をやっている企業が増えているようです
「働き方改革」というのは政府や大手企業が打ち出していて、今や一つのトレンドになっていますね
社員を元気にするために
「残業時間抑制」や「長時間労働是正」などの掛け声だけは
やたら威勢が良いですね
現実にはどうなのでしょうか?
では、社員を元気にしたり、働き方改革というのはその目的は一体何なのでしょうか?
私は、企業活動として生産性を上げる(業績を向上させる)ためだと思います
社員が元気になるイコール社員のモチベーションが上がり、生産性がぐんぐん上がる相関関係にあるんだと思います
労働時間や働く環境だけをとらえていては中途半端な取り組みに終わるのではないかと思います
社員の元気を構成するのは本人の意識、人間関係、人事や労務の制度・仕組み、職場環境の4つの領域だと思います
すべて網羅して対応を考えていかなければいけないと思うのです
人生100年と学び直し
こんにちは、キャリア・人事組織コンサルタントのトニコバです
昨年にベストセラーになりいまなお巷では大きな影響力を与え続けているパワフルなビジネス書である「Life Shift」(100年時代の人生戦略)をお読みになられた方大勢いらっしゃるかと思います
教育→仕事→引退という従来の人生設計パターンではなく
リカレント(直訳は循環という意味ですが学び直し又それを仕事や生活に活用していくということ)の重要性を説いています
「学び直し」についてですが、気になるデータがあります
25歳以上のいわゆる社会人と言うか大人ですね、この層が再び勉強する率を先進国同士での比較がなされています
なんと20数か国の先進国中、日本が最下位だそうです
日本の企業は終身雇用で且つ副業も認められているところは少なく
何か興味関心を持ったことを学びなおしても
所属する企業の中での評価報酬に繋がらないということもあり
新たに何かを学ぼうというモチベーションが上がらないからなんでしょうね
「自分のキャリアは自分で切り拓く」
「その為に絶えず学び続ける」
という意志を持ったサラリーマンが増えていくことが日本の社会、企業の活性化につながると思うのですが・・・(-_-;)
アサーション
こんにちは、キャリア・人事組織コンサルタントのトニコバです
相手を大切にし、自分を大切にするコミュニケーションの在り方として
「アサーション」があります
この言葉、専門用語と言うかカウンセリングや心理学を学んだ方々のみに
通用するものなのかなぁって考えてましたが
結構一般的な言葉として使われているようですね
「アサーティブな会話で爽やかに他人と接しよう」などと謳われている企業もあるようです
でもその本質をどこまでわかっていらっしゃるのかは分かりませんね
自分を大切にするためには先ず
自分の大切にしている価値観や思いを
ちゃんと理解しておかなければいけません
また場面場面で自分の感情がなぜその夜に沸き上がったのかを理解する必要があります
そうやって自分を知ることからアサーションが始まります
自分を大切にしようと思っても
自分の何を?どこの部分を?大切にするのかが分かっていないと
しようがないですね(-_-;)
忖度
こんにちは、キャリア・人事組織コンサルタントのトニコバです
今年の流行語大賞の金賞に「忖度」が選ばれたとか
いかにも日本的な響きのする言葉です
どこの企業でもありますね
上司の意向をくむ
上司の話した内容の文脈を読む
いちいち上司にお伺い立てずにしっかりと胸の内をくみ取ることが大切だということですね
日本企業の独特の風土なのでしょうか、外国人にとってはなんかバカバカしいことに思えるでしょうね
私がサラリーマン時代によく周りからも言われたことが
「いちいち上司に内容を確認しに行くな!」
まぁ、空気を読めということでしょうが
ホントにそういう曖昧にしておくことが嫌で、よく白黒つけようとしてそういう雰囲気に逆らってました
上席としての判断を求めるということは部下として当然だと思うのですが
「良きに計らえ」的な上司が時々いました
部下に任せて責任は自分がとるということではなく
部下に任せるが責任は取らないよ、という意味ですね、これは(-_-;)
「忖度」が日本企業の責任の所在を曖昧にしてしまっているような気がします
今様々な分野で日本企業が苦労しているのはそういう旧来の文化が悪さをしているように思えます
皆さんのところではいかがでしょうか?