転職市場の今

こんにちは、キャリア・人事組織コンサルタントのトニコバです

 

昨日、ヘッドハンティング業界20年のベテランの方にお会いする機会がありました

「最近どうですか?」と聞きましたら

「 忙しくて、忙しくて、もう大変 」との答え

「へぇ~、それは良かったですね。景気が良いんですね」と返したら

 

「 いやぁ~、実はこの業界、40代から50代前半のバリバリやっていらっしゃる方がターゲットになるんですが、転職市場が今活発なものですから、求めている企業にとってふさわしい良い人材がなかなか取れないんですよ(-_-;) ですから企業ニーズに合わせた人材探しに大変なんです 」

とのこと

「へぇ~、でどんな対応取られているんですか?」

と聞いたところ、次のコメントが

 

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「 今は多少難ありってスペックの方をも攻めています 」

つまり、例えば5つの条件があっても3つマッチすれば良しとする、みたいな感じで探しているそうです

「 ですからね、トニコバさんでも大丈夫です 」(ちょっと失礼ですよね)

 

ついこの間までは条件に合う人材はすぐにヘッドハンティング市場で見つけられたのが

今はとても厳しい状況になっているそうです

というか、網にひっかる前にさっさと自分で決めて転職されているんでしょうね

 

この状況は年明けても続くのかしら?

 

 


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非連続的成長について

こんにちは、キャリア・人事組織コンサルタントのトニコバです

 

 今の日本企業で着実な右肩上がりの事業成長を遂げているところって数少ないと思います

特に安定した事業基盤を持ってはいるがほとんど成長せずに横ばい状態で踏みとどまっている企業というのはたくさんあるのではないでしょうか

私も以前サラリーマン時代に

「ちょこっと現状を改善するのではなくて飛躍的成長を果たすための非連続的な改善(言い換えれば『超変革』・・・この言葉、タイガースの金本監督が使ってましたね)をやるべし!」と

上席からさんざん言われてきました

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 当時は「言っている人は意味わかっているのかな?」と思いながら

私は無い知恵絞ってた時期がありました

今の延長線上にない成長を遂げるためには

今のビジネスモデルにとどまっていては非連続的成長なんて絶対無理

今のビジネスモデルにルール変更を巻き起こすパワーが必要ですよね

「ルール変更」を考えるのが事業企画やマーケティングの機能だと思いますが

今の枠組みを超えた発想ができる人を身近であまり見たことがない・・・

それができる人に自分がなるしかないか(-_-;)

 


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講演会行ってきました

こんにちは、キャリア・人事組織コンサルタントのトニコバです

 

今日はジャーナリストの池上彰さんと評論家の佐藤優さんの講演会&パネルディスカッションということで会場の大手町まで行ってきました

さすがに人気者ということで数百人のホールが一杯になってましたね

テーマは国際情勢、特にこれからのトランプ外交、ロシア、中国との関係など

示唆に富む面白い話が聞けました

 

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それから、 内容はともかく、情報収集とその分析の大切さを深く感じさせる良い機会でもありました

同じ状況、事実であってもそれをどうとらえるかによってその情報の価値が生きたり腐ったりするモノなんですね

当たり前と言えばそうなんだけど洞察力の鋭い人から状況分析を聞くと

「そうくるか」と、あらためて感心してしまいます

きっと普段の仕事においてもそうなんだろうなぁ

一つの変化にピンとくる人と来ない人がいて

それが積み重なって双方の成果の違いに繋がってくるんだろうなぁ

・・・などと再認識した一日でした

 


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トニさんぽ1

こんにちは、キャリア・人事組織コンサルタントのトニコバです

 

 知人がクルーズ船の支配人をやっている縁で

案内してもらってきました

まさに海の上の高級ホテルですね

 

いつか引退した時

世界一周といかなくても

のんびりと船旅に出たいなぁ(^^♪

 

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~晴海ふ頭にて

 

 


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組織と自己実現欲求

こんにちは、キャリア・人事組織コンサルタントのトニコバです

 

満たされた環境にあると人間は自己実現欲求が強くなる、というのはマズロー欲求段階説という言葉は組織人であれば聞いたことが有るでしょう

人間の欲求には5つの段階があるってやつですね

先進国のホワイトカラーの仕事においては究極の5段階目の自己実現欲求を求められている・・・という考えがあるそうです

でもね

「人は最後はカネや名誉ではなく自分の目指すものを見出そうと頑張る」

ということを信奉するのは

少なくともビジネスにおいては

何とも組織にとって安直で安上がりな思想だと思ってしまいます

 

 

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組織にとっては「自己実現」と言う言葉は良い口実に使えるものじゃないかしら

「地位や評価は時の運」とか

「自分の使命を全うすることが美しい」とか

耳触りの良い言葉を使っていても

周囲から認めてもらいたい(それが評価だったり賞与の算定結果であったり昇進であったり・・・)という欲求が誰しもあって、自己実現と言うのはそのあとにくるものだと思うのです

 

私は30年のサラリーマン人生の中で

自己実現に向けてひたすら邁進する、なんて人を

あまり見たことがないものですから・・・

皆さんはどうでしょうか?

組織の中では人はやっぱり地位や評価を追い求める生き物ではないでしょうか?

 

 


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なぜ伝わらないのか?

こんにちは、キャリア・人事組織コンサルタントのトニコバです

 

いろんな組織の上に立つ方とお話させていただいていると

「自分の想いが伝わらない」

「私がこんなに心を砕いて相手の為にやっているのに分かってくれない」

と言うようなことをおっしゃることが多いです

実際にやっておられる内容を伺うと

決まって仰るのが

「自分はコレコレやってきた」

「自分はそこまでやった」

という自分のやってきたことに相当な自負がおありなことが多いんですね

 

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「 名選手必ずしも名監督にあらず」と言う言葉がありますように

自分の価値観や志向が必ずしも他人にきょうつうしないということは

頭でわかっていても

ついつい他人にも同調することを求めてしまうことが有るんですね

 

私は先ほどの組織の上に立つ方にいつもこう言い返してます

「それゃ、伝わりませんよ」

「言わなきゃ、態度で示さなきゃ、一生伝わらないままですよ」

自分が変わらなければ他人は変わりません

と言うか

自分の行動や基本動作が変われば世界が変わって見えることが有るんですね

 

 


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ストレスと情報不足と

こんにちは、キャリア・人事組織コンサルタントのトニコバです

 仕事をしていて

会社が、プロジェクトが、部署が、業務の前工程・次工程が今現在何がどうなっているのか?

自分の仕事が絡んでいる周囲環境がわからなければモチベーションが上がらないと言うか

すごいストレスになりますよね

逆に今自分のやっている仕事が全体の中でこんな形で繋がっているとか

自分を含む全体像が或いは自分を取り巻く環境がこんな状況であるということを

教えてもらえると

ストレスフリーになったりしませんか

 

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 ミドルマネジャーが忙しくて

みんなが頑張っていてさえくれればそれで満足というのではなく

事ある毎に

「今僕たちはこんな状況だよ」「君の仕事は今こんな形で貢献してくれてるんだよ」

という情報をシェアすること

それができると

「更に頑張ろう」という気持ちが湧き上がるように思えます

 

あたかも知らない街の知らない道を走る車のカーナビになってもらいたいと

ホントに思います

 


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