直観力と経験力
こんにちは、キャリア・人事組織コンサルタントのトニコバです
今まで上司部下同僚問わず鋭い人って少なからずおられました
直観力と言うのでしょうか、何かことが有るとピンっとひらめくことが有るみたいです
私自身ではさして何も感じていないのに
そういう人って
「それってもしかして〇〇に問題ない?」とか「あれ?変じゃない?」とか
こちらが「ヘッ!?」て思い慌てて対応するとその人の指摘した通りだったりしたことが有ります
そういう直観力が優れている方って
もともとそういう素養があるんではなくて
きっと長年の経験則の積み重ねに基づく経験力とイコールかもしれません
様々な経験を漠然と積み重ねているだけではなくて
それら経験の一つ一つにおいて良かった悪かったを学んでいる人だと思います
そういう自分自身の中で自然とフィードバックを繰り返し行えている方が
他人から見たら直観力の秀でた人間と映るんだと思います
「もうひと踏ん張り」すること
こんにちは、キャリア・人事組織コンサルタントのトニコバです
ある著名な心理学者によると、
「疲れてしまったのでもうこれで止めよう」という意識が湧き上がるのは
実際の限界のはるか手前で脳が疲労のサインを出して動きを止めさせようとしているからだそうです
実は最初の苦しみは本当の限界ではないのだそうです
そのことを知っている人間は
その苦しみを克服できて大きな成果を出せるのだそうです
仕事が終わってから、プライベートの時間で資格取得などの勉強をされている方は多くいらっしゃるかと思います
一人で勉強しているときに
「もうだめだ」「疲れた~」と感じた瞬間に
やるべき対策の一つが
「あと〇〇分だけやろう」という意志を持つことだそうです
それは10分でも5分でも良いし、1分でもいいんです・・・
体は言うこと聞いてくれます
それはまだ限界に来ていないから
その「もうひと踏ん張り」することの継続が力をつけてくれて自身を高みへと導いてくれます
この「もうひと踏ん張り」する行動
やるかやらないかは自分自身の気持ち次第ですね( ˘ω˘ )
「言える」化のすすめ
こんにちは、キャリア・人事組織コンサルタントのトニコバです
例年よりも寒いという日が続きますね
風邪ひかないように気を付けてお過ごしくださいね
さて部下からの「ホウ・レン・ソウ」(報告・連絡・相談)を徹底させているというミドルマネジャーの方多くおられると思います
私はダメ上司(-_-;)でしたのであまりそういう習慣を強制した覚えがありません
逆に歴代の私の上司にあたる方々は余程私を信頼していないせいなのかしつこいくらいそれを求めていました
内心嫌で嫌で仕方がなかったのです・・・
『うっとおしいなぁ~』(心の叫び)
そういう方も多くいらっしゃいませんか?
私の知り合いで営業実績を上げている方なのですが
「部下にホウレンソウを求めない。逆に俺に何か言う暇が有ったら自分でどんどん動け、と常日頃言っている」という方がおられます
まぁ、そういうやり方もありなのかもしれません
私は「ホウレンソウ」よりも自由に意見を言える職場の空気を作ることのほうがもっと大事だと思うのですがどうでしょうか
上司を気にすることなく正直に言いたいことを「言える」という空気があれば
「ホウレンソウ!」ととかく言わなくても風通しの良い組織に変わっていくのではないかと思います
「傾聴」するとは何を聴くのか?
こんにちは、キャリア・人事組織コンサルタントのトニコバです
今日はキャリアコンサルティングの資格を目指して勉強されている方々のサークルに参加してきました
先輩の一人としていろいろなアドバイスやお手伝いをさせていただきました
キャリアコンサルティングやサーバントーダーシップなどで
「傾聴」が最基本と言うことが言われているのですが
いつも思うことですがそこの部分を少し勘違いされている方がおられます
「傾聴」って
ただ単に自分の質問に相手が答えてくれる内容に耳を傾けるのではなくて
相手が話したいことを話してもらう・・・
そのために質問することなんですよね
よく滔々と質問を展開し、
相手の答えに「うん、うん」と聞いている方おられるのですが
そして相手も質問に対して気持ちよく答えているのですが
「だから何?」という状況に陥ってしまっているパターンが少なからず見受けられます
相手に対する質問はその質問を通して何を知りたいのかをその意図性を明確にもって
相手に向き合わなければ単なる茶飲み話に終わる可能性大です
もし建設的な対話につなげたいのでしたら
聴いて何をしたいのかの考え(意図性)をもって質問を展開すべきなのでしょう
(この話はまたあらためてやります)
属人的仕事とリスクと
こんにちは、キャリア・人事組織コンサルタントのトニコバです
最近の調査で「なぜ残業が減らないのか」「なぜ長時間労働が減らないのか」の原因分析をしていて、一番多かった理由が「その仕事が属人的なもので他人に振れないから」という結果だったという雑誌の記事を読んだことが有ります
なんか頷かされる結果でした・・・
仕事が個人について廻る、ということ皆さんの周りにも結構あるのではないでしょうか
「この仕事は〇〇さんしか無理!」ってことで延々何年も同じ仕事をやっている方
本人はそれはそれで幸せなのでしょうね(-_-;)
ただミドルマネジャーとしてはそういう状況を放っておいても良いのでしょうか?
その担当者がもしもある日何かの理由で長期離脱した時どうするかのリスクヘッジは
絶対考えておかなければいけませんね
代打要員の育成?
まぁ、切羽詰まらないとできませんね、きっと
一番大事なのは、その属人的な仕事をミドルマネジャー自身で「見える化」することだと思います
仕事を「丸投げ」してるだけではなく普段からその仕事の中身を理解しておく
そうすると何か緊急事態があっても対処の仕方が自然と周囲に指図できるのではないでしょうか
ミドルマネジャーの姿勢一つで属人的な仕事であっても見直しやシェアリングも可能になってくると思います
ミドル マネジャーの皆さんが忙しいのはわかってるけどね・・・(-_-;)
やる気が起きないときは
こんにちは、キャリア・人事組織コンサルタントのトニコバです
「はぁ~、なんかやる気が起きない」って思う時は誰にでもありますよね
「こんなことやってなんになるのかな?」とか
「つまんないしごとだなぁ」とか
そんな気持ちが沸々と湧いてきて
全然仕事にとりかかろうとできない・・・
「かったるいなぁ」でも「やらなきゃ」という葛藤が果てしなく続く
そんな時どうすればよいのでしょう?
以前のことですが当時の部下から「この仕事どんな意味があるのですか?」と
聞かれたことが有ります
それは組織の方針に則って割り当てられた大事な仕事でした
さすがに「上からの命令だ!」なんてことは言わなかったですが
説明するとなると結構時間がとられたことを覚えています
その時に一番わかってほしかったのが
「この仕事をやらなければ、〇〇が大変な迷惑を被る」というその仕事がいかに組織の中で大きな影響を及ぼしているか、という点でした
私たちは、「つまらない仕事だなぁ」思う時は仕事で高いパフォーマンスを上げることが難しいのですが、その仕事をやらないことでどれだけ周りに影響が出るかを理解すると大いに頑張れるものではないでしょうか。
ただ、もしもその仕事をやらなくてもどこにも迷惑をかけないものであれば
それは止めても良い仕事なんでしょうね。
聴かない上司には
こんにちは、キャリア・人事組織コンサルタントのトニコバです
以前に部下の話を聴かない上司の話を書きました
「自分は人の話を聴いている」という思いこみ先行上司ですね
「聴く」ことが部下との信頼関係を築くために重要なことなのに
気づいていない、実践できていない訳ですね
そういう上司に対する教育や啓蒙も大事ですが
部下からできるアプローチもありそうです
ある調査によると
人は自分の行動を繰り返し褒められると
自然とその行動を実践しようとするということです
つまり、人の話を聴かない上司に対して
「部長は聞き上手ですね!?」とか
「部長はいつもしっかり人の話を聴いていらっしゃいますね」とか
心にもないことであっても繰り返し言い続けると
その部長は人の話を聴くという行為に自分のフォーカスがあてられ
普段の行動の中で「聴く」姿勢を高めていくのだということです
いわゆる「褒めて育てる」というわけですね
上司をどう育てるかというのも部下の一つの仕事かもしれませんね(-_-;)