残業と時間管理と
こんにちは、キャリア・人事組織コンサルタントのトニコバです
以前のこのコラムで残業を前提とした制度なんておかしいというようなことを書きました
今巷で喧しい「働き方改革」という考えの中核をなす考えが長時間労働の削減・残業の抑制というポイントですね
今の多くの企業では残業を前提とした仕事分担、目標設定がなされているような気がします
ただ、それもミドルマネジャーがリーダー層からの「残業時間削減」命令と
さりとて減らない仕事量の間に挟まれて四苦八苦されている現実があるからだと思います
一方で、残業を前提としたスケジュールを組んで、日中はダラダラ仕事して夕方になるとがぜん目を輝かせて仕事に取り組む人たちも見受けられます
そういう人たちは残業を前提としたタイムマネジメントしているんですね
組織として、残業を前提としない文化をどうすれば創れるのか?
「9時ー5時は目一杯仕事して、間延びした仕事のやり方をしない」という意識を
リーダー、ミドルマネジャーたちがしっかり持つことだと思います
まだ私が入社間もない若い時に当時の上司ですが、「今日残業します」と言ったとき
「だめだ、帰れ」と言われたので「仕事が残っています」と言い返すと
「じゃあ、明日の午前中死ぬ気でいつもの倍仕事やれ。」と言われたことが有ります
頭にきて、翌日その通りわき目もふらず仕事をしたことを覚えています
やれば何とかなるものですね・・・
でも最初からその調子でやればよかった・・・
ではなぜその時は集中してやれなかったのかを考えて考えて
自分の足りない部分を思い切り実感したことが有ります
私たち全員が残業を前提としない時間軸を築こうとした場合
自分たちも変わらなければいけないことが有るということを
今日はとても言いたかったんです(^_-)-☆