Walk to talk! と Walk the talk!
こんにちは、キャリア・人事組織コンサルタントのトニコバです。
昔アメリカでマーケティングの仕事をしていたことがあるのですが、当時のアメリカ人の上司によく"Walk to talk!"と言われていました。
直訳すると「話すために歩け」ということになるのでしょうが
「生の声を聴きに行け」という解釈ができると思います
現場の状況を知るためにはメールや電話でちょこっと情報交換するのではなくて
「実際に現場に赴き生の声を聴いて理解しろ」ということなんですね。
また
「その現場でいろいろと困りごとや不安を聴け」
そして
「仮に些細な事でも約束(例えば「本部に話してみるよ」とか「ちょっと持ち帰って検討してみるよ」など日本人が良く口にしそうなフレーズですが)をしたならば、絶対実行しろ」
「それがアメリカ人との信頼関係を築く最速の方法だ」、と。
それが”Walk the talk"ですね。直訳すると話すことを歩くみたいなへんてこりんな感じになりますが
「約束を実行する」、という意味だそうです。
現場の話を聴くだけではなくて、自分の言葉に責任をもって約束を守れ、という言葉には今でも熱く胸に残っています。
今でもそのことを実践し続けたいと思っています。