講演会行ってきました
こんにちは、キャリア・人事組織コンサルタントのトニコバです
今日はジャーナリストの池上彰さんと評論家の佐藤優さんの講演会&パネルディスカッションということで会場の大手町まで行ってきました
さすがに人気者ということで数百人のホールが一杯になってましたね
テーマは国際情勢、特にこれからのトランプ外交、ロシア、中国との関係など
示唆に富む面白い話が聞けました
それから、 内容はともかく、情報収集とその分析の大切さを深く感じさせる良い機会でもありました
同じ状況、事実であってもそれをどうとらえるかによってその情報の価値が生きたり腐ったりするモノなんですね
当たり前と言えばそうなんだけど洞察力の鋭い人から状況分析を聞くと
「そうくるか」と、あらためて感心してしまいます
きっと普段の仕事においてもそうなんだろうなぁ
一つの変化にピンとくる人と来ない人がいて
それが積み重なって双方の成果の違いに繋がってくるんだろうなぁ
・・・などと再認識した一日でした
組織と自己実現欲求
こんにちは、キャリア・人事組織コンサルタントのトニコバです
満たされた環境にあると人間は自己実現欲求が強くなる、というのはマズローの欲求段階説という言葉は組織人であれば聞いたことが有るでしょう
人間の欲求には5つの段階があるってやつですね
先進国のホワイトカラーの仕事においては究極の5段階目の自己実現欲求を求められている・・・という考えがあるそうです
でもね
「人は最後はカネや名誉ではなく自分の目指すものを見出そうと頑張る」
ということを信奉するのは
少なくともビジネスにおいては
何とも組織にとって安直で安上がりな思想だと思ってしまいます
組織にとっては「自己実現」と言う言葉は良い口実に使えるものじゃないかしら
「地位や評価は時の運」とか
「自分の使命を全うすることが美しい」とか
耳触りの良い言葉を使っていても
周囲から認めてもらいたい(それが評価だったり賞与の算定結果であったり昇進であったり・・・)という欲求が誰しもあって、自己実現と言うのはそのあとにくるものだと思うのです
私は30年のサラリーマン人生の中で
自己実現に向けてひたすら邁進する、なんて人を
あまり見たことがないものですから・・・
皆さんはどうでしょうか?
組織の中では人はやっぱり地位や評価を追い求める生き物ではないでしょうか?
なぜ伝わらないのか?
こんにちは、キャリア・人事組織コンサルタントのトニコバです
いろんな組織の上に立つ方とお話させていただいていると
「自分の想いが伝わらない」
「私がこんなに心を砕いて相手の為にやっているのに分かってくれない」
と言うようなことをおっしゃることが多いです
実際にやっておられる内容を伺うと
決まって仰るのが
「自分はコレコレやってきた」
「自分はそこまでやった」
という自分のやってきたことに相当な自負がおありなことが多いんですね
「 名選手必ずしも名監督にあらず」と言う言葉がありますように
自分の価値観や志向が必ずしも他人にきょうつうしないということは
頭でわかっていても
ついつい他人にも同調することを求めてしまうことが有るんですね
私は先ほどの組織の上に立つ方にいつもこう言い返してます
「それゃ、伝わりませんよ」
「言わなきゃ、態度で示さなきゃ、一生伝わらないままですよ」
自分が変わらなければ他人は変わりません
と言うか
自分の行動や基本動作が変われば世界が変わって見えることが有るんですね
ストレスと情報不足と
こんにちは、キャリア・人事組織コンサルタントのトニコバです
仕事をしていて
会社が、プロジェクトが、部署が、業務の前工程・次工程が今現在何がどうなっているのか?
自分の仕事が絡んでいる周囲環境がわからなければモチベーションが上がらないと言うか
すごいストレスになりますよね
逆に今自分のやっている仕事が全体の中でこんな形で繋がっているとか
自分を含む全体像が或いは自分を取り巻く環境がこんな状況であるということを
教えてもらえると
ストレスフリーになったりしませんか
ミドルマネジャーが忙しくて
みんなが頑張っていてさえくれればそれで満足というのではなく
事ある毎に
「今僕たちはこんな状況だよ」「君の仕事は今こんな形で貢献してくれてるんだよ」
という情報をシェアすること
それができると
「更に頑張ろう」という気持ちが湧き上がるように思えます
あたかも知らない街の知らない道を走る車のカーナビになってもらいたいと
ホントに思います
ポジティブなフィードバック
こんにちは、キャリア・人事組織コンサルタントのトニコバです
人事評価はするほうもされるほうも難しいというか
受け止め方が様々ですね
良い評価を下す際は
申し渡すほうも受け止める側もハッピーですが
そうでない場合
受け止める側が理由も理解できて納得される時は良いのですが
「はぁ~?」「なんなだよぉ~!」というネガティブな受け止め方を相手にされることがありますよね
言うほうも気が重いいし
ストレートに物言いができずに奥歯にものが挟まったような言い方で
受け止め側の感情を余計逆撫でしたり・・・
部下を持った方ならそんな経験はあるのではないでしょうか
欧米とは違い日本の企業文化ではミドルマネジャーがまだまだ仕事の評価を本人に言い渡すことにこなれていないように思えます
そこは
企業としてバックアップする必要があるとずっと思ってました
例えば、期末の評価など自分に付けられた点数に納得しないという場合
その理由を含めて「自分の評価に納得できない」というメッセージを上席に挙げられる仕組みがあれば良いなと思うんです
その際に大事なことはきちんとそれに対するフィードバックを返してあげることだと思います
結果、評価が変わらなくても自身の不満を聴いてもらいそのフィードバックがあれば前向きに買われるのではないでしょうか!(^^)!
昔と今と
こんにちは、キャリア・人事組織コンサルタントのトニコバです
昔は、と言っても30年ほど前では「我慢して」「がむしゃらに」働き続ければ幸せになれるということが言われていたように思えます
私もその一人だったかもしれません
家庭を顧みず
周りからの理不尽な仕打ちにも耐え
長時間残業も厭わず
歯を食いしばって・・・
同時代でそういう価値観を共有できている方は多いのではないでしょうか
翻って現代はその価値観がどう変化しているのでしょうか
鉱脈を掘り当てるまでひたすら同じ穴を掘り続けるというのが過去の価値観なら
ある程度で見切りをつけ違う穴を掘るか
鉱脈ではなく水脈を見つけに行くか
などという柔軟な生き様がより幸せな生き方と感じている
そういう若い世代が確実に増えてると思います
一つの会社で上昇していくことが絶対的価値と考えないということは
悪いことではないと思います
しかし、私はそんな時代であっても
一つの場所でとことん頑張る時期が人生の中であっても良いのではないかと思っています
もしも、理不尽な事態に陥ったら?
仕事が苦しくて仕方のない時は?
昔と違って私たちキャリアコンサルタントがついています
(ちょっと宣伝ぽくてスミマセン)